2010年12月29日水曜日

小さな企画の会社の未来はあるのか?

沖縄テクスファームというのは本当に小さな会社です。昔はCMと言えば広告代理店が作るのが当たり前でしたし、広告代理店じゃないとできないことが沢山あったのですが、今はそんなこともありません。同じレベルのものは簡単に作れます。広告代理店じゃないとできないことと言うのは放送局の波料くらいじゃないでしょうか?しかも今の不況下このままいけば企業の広告予算というのは削減されていくのは目に見えています。そうなってくると僕等のような小さな企画の会社でも勝負できる状況になってくるはずだと僕は思っています。まあ一筋縄にはいかないでしょうが…。企業の予算が削減されるということは広告代理店に払う予算が少なくなるということです。広告代理店はその中から広告代理店のマージン、人件費などを引いて制作的な要素は外部に発注する形です。人の多い広告代理店は会社の運営にもお金は掛かります。会社の家賃でもそうですし、人件費も人が多ければ多いほど必要になりますし、いちいちお金が掛かります。なので必然的に利益を大きくしないと行けない状況になってきます。そうなってくると制作に使える予算というのは限られてきます。その制作する人というのは放送局のように代理店権で守られている訳ではないので誰が仕事を発注しても基本的には売り上げになる仕事はやってくれるのは当たり前です。放送局に僕等が「CMを流したいんですけど、枠をください」と言っても代理店権というもので一筋縄にはいきませんが、制作会社にそういった独占権は殆ど存在しないので良いものを作ろうと思えば作れる環境はあるわけです。なので波料意外ならば勝負はできるということになります。あと予算的なものも小さな会社は人件費などの会社の運営費にかかる予算が少なく押さえることができるので、制作に使えるお金が増やせるので、凝ったことも、いい製作陣を手配することも可能になるので、こちらの考えるアイデアも更によくなると思っています。
なので小さな企画の会社も未来があるかと言えば未来はあるように思います。