2012年3月12日月曜日

畑が違う。

沖縄テクスファームは企画の会社です。二階堂ふみちゃんとかヒガリノとかあやかちゃんとか活動をしているのでタレント事務所をやっているって思われたり、沖縄美少女図鑑をやっていたりするので出版社と思われたりもするのですが、それは違って「企画力」の会社です。美少女図鑑は沖縄テクスファームの会社の姿勢や企画力を知ってもらうために、企画して発行しています。ほかにも沖縄テクスファームを象徴するものがあれば、それは美少女図鑑じゃなくてもよかったわけですが、沖縄テクスファームを知ってもらうために必要だったのが美少女図鑑というわけです。簡単に言えば沖縄テクスファームを知ってもらうための協力な名詞みたいなものです。ウィルコム沖縄のヒガリノにしてもヒガリノというタレントを作りたかった訳ではなくて、ウィルコム沖縄という会社を盛り上げることを考えたときに、ただ安い安いの広告じゃなくて会社のイメージを作れるような女の子がいたほうがウィルコム沖縄にプラスになると考えてヒガリノというキャラクターを企画したのです。だから女の子を入れてキャラクターを作るよりウィルコム沖縄にとってプラスになる企画があれば僕は間違いなくそっちを選んだと思います。
というように沖縄テクスファームは出版社でもタレント事務所でもありません。あくまでも「企画屋」なのです。もちろん女の子達にがんばってほしいですが、僕らの仕事はタレント育成ではないので基本的にそこの部分は自分たちが楽しめる程度にしています。それ以降は本当のタレント事務所に任せるわけです。「自分たちでやったらいいのに?」と言われることもあるのですが、野球選手だった桑田真澄が不動産に手を出して野球がうまくいかなかったことがあるように、沖縄テクスファームは企画という畑からは出ないつもりです。ただ一人の女の子がいたとして、「その人を話題にして欲しい」という仕事なら喜んで企画を考えます。要するに違う畑には手を染めない方がいいと僕は思ってます。基本「企画屋」としてのスタンスを壊さない。これが沖縄テクスファームの立ち位置です。

2012年2月26日日曜日

空中タウン キャラバン 第一回目

先日、再構築中の空中タウンを浦添市内間西公園で開催しました。開催にあたって色々と大変なことがありました。企業にお願いする協賛金が思った以上に苦戦したということです。今まで空中タウンは毎回赤字で運営していました。ただそうなってくると継続が難しくなってしますし、実際に空中タウンの開催の頻度はここ数年落ちていました。ただ空中タウンは今の時代に必要なイベントだとも思いますし、是非開催したいと思って若干のコンセプト変更を行い、運営に掛かる予算を地域企業からバックアップしてもらって、僕等は中身を充実させて、住民に喜んでもらえる「空中タウン」を作って行こうと考えたのです。ただ行政を頼ってしまうと予算の削減などでいつ運営できなるかわかりませんし、結局自分たちの税金使われていると住民の方々が思ってしまっては本望ではありませんし、僕個人的にもなんだか嫌だなとも思ったので、これは地元企業の人のバックアップで運営したいと考えたのです。正直今回作った「空中タウン」の企画書は本当に時間も頭も使って作りました。「県内の色々な地域になる公園を巡り、そのコミュニティーに住む住人が気軽に集い、楽しみ、コミュニケーションを図ることのできる空間を提供する」ことを目的としているのが「空中タウン」です。その目的にしたがって色々と考え直していったのがリニューアルした空中タウンです。「地域を巡ること」「公園でやること」「規模を今までより縮小したこと」「那覇市を開催地から外したこと」他にも空中タウンがすること全てに理由があります。単純にK-POP呼んだら人来るんじゃない?とか、とりあえずホッコリしたお店を集めてイベントすればいいとかではありません。だから「なぜ、空中タウンをやっているの?」という質問に僕は答えれますし、それは、「人が沢山くればいいや」とか「儲かればいいや」とか「楽しければ良いや!」とかそんな単純なものではありません。もっと深く「空中タウンの理由」を考えました。そんな思いを詰め込んだ企画書を持って県内の各企業を回ったのです。基本的に「空中タウン」の企画自体には本当に良いイベントで、お褒めの言葉も沢山頂きました。ただ思った以上に予算を集めることには苦戦しました。結局のところ「空中タウン」は地味だから予算は出しにくい感じでした。僕はこの地味でも地に足の着いたイベントを継続させることが重要だと思っています。けれども結局予算を出しやすいのは、KARAが来ますよとか、目覚ましスーパーライブですよとか、東京ガールズコレクションですよ!とかいわゆる派手で打ち上げ花火のようなことの方が予算は出しやすいのでしょう。
「空中タウン」はそういったイベントとは対極にあるので、、、要するにKARA呼んだり、モデル沢山呼んだりするのはお金が掛かるのわかるけど、空中タウンは別に有名人も来ないし、花火も上がらないし、素人が趣味でやってるみたいに思われるみたいです。ただ上記に上げた有名人呼べばいいとかのイベントで、好きな人にしか興味が無いものより、より多くの県民が喜んで楽しみにしてくれるイベントの方が重要で、「空中タウン」はそんなイベントを目指してこれからも頑張っていきます。

あと他にも壁は沢山ありました。お酒の問題です。公園内のでお酒の販売、飲酒はダメだそうです。
もちろん年齢の確認、一人上限2本までの規制などを提案させて頂いたのですがそれでも無理だったのです。でも考えてみると、奥武山で行われているお祭りもそうですし、大概の主要な祭りにはお酒は付き物です。そのことを聞いてみると厳密に言えばあれもダメだそうです。となると厳密にはダメで僕等の空中タウンでの販売は何故ダメなのか?本当に納得がいきませんでしたし、いまでも納得できていません。僕等は休みの日に近所に住んでいる家族がふらっと車を使わずに歩いて空中タウンに遊びに来て、一杯二杯飲んで帰れるくらいのお酒の扱いなんだけど、僕等のイベントは無理なそうです。もちろん販売は飲酒の取り扱い免許を持っていてもです。
ほかにも同じような問題がありました。開催にあたって告知をしようと地域の掲示板を利用させて頂いたりしたのですが、場所によって掲示板に張ることができない場合もあったのです。理由は、僕等の会社「沖縄テクスファーム」が民間企業で営利団体だからということが気になるそうです。でもこの「空中タウン」は基本的に地域貢献です。今までずっと赤字でやってますし、このイベントで僕等がガンガン利益を出してやろう!と思ってもいません。動ける運営費が生まれればいいな、と思っているくらいです。でも民間だから引っかかるそうなのです。でもその掲示板には沖縄国際映画祭のポスターも貼っていますし、あれも民間で大きなお金も動いているとは思うのですが、何故か空中タウンは引っかかるそうです。

ある人に「今はこういったイベントもやりにくくなっている。」と言われましたが、僕はやりにくくなっているのではなくて、「やりにくくしている」と思っています。「何かがあったら」、「何かを言われたら」そんなことばかり考えていると何も地域のことなんてできなくなってしまうような気がします。

とにかく長々とい書きましたが、これからも「空中タウン」キャラバンを頑張って育てていこうと思います。
こんなイベントに協力したいな!って企業が出来てきてくれる世の中になったらいいな!とも思います。
ちなみに沖縄テクスファームが空中タウン以外でもっと会社が安定したら、空中タウンにかかる予算は全て赤字でもやり続けます。

2012年1月10日火曜日

MOETというフリーペーパー

MOETというフリーペーパーを頂いた。Twitterでひょんなことから繋がった訳です。単純にその人がツイッターに上げていた写真が相当可愛い女の子だったということが発端です。
その写真は次号のMOETに掲載予定の写真だったそうです。するとその方から僕が作っているMogmogが見たいというメッセージを頂き、僕もそのMOETというフリーペーパーが見てみたいと思いお互いに送り合ったのです。
そして届いた「MOET」予想通りというか予想以上というかとても素晴らしいフリーペーパーでした。
美少女図鑑の初期のころのようなパワーと自分がしたいことを一生懸命やっているというのが誌面から伝わってきました。タイトル通り萌えをイメージした誌面なのですがとっても熱を感じるのです。
今、美少女図鑑は様々な県で発行していますが、正直どこの美少女図鑑よりも美少女図鑑らしさも感じたし、作っている人の真剣さを感じました。多分今の美少女図鑑に足りないのはこの部分だと思いました。
正直僕が福岡に住んでいたら、このMOETに協力しますし頑張って欲しいと思いますね。関わりたいとも思いますし。誌面見ても美少女図鑑よりワクワクしますし、このワクワク感が大事だと僕は思っています。
今後もこのスタンスを壊して欲しくないですね。
内容的には美少女図鑑とMogmogを足したような感じかな?多分今の美少女図鑑はこのMOETから学ぶことが沢山あると感じた。