2011年7月29日金曜日

空中タウンを再構築する。長いよ~、起きて~!

今日の沖縄テクスファームの社説は若干人によっては刺激が強いかもですが、まあ僕の思いということで悪気はありません。僕の理想ではありますので、

沖縄テクスファームが取り組んでいた企画で空中タウンという企画がある。これは地域の活性化を目的としたイベントです。このイベントは沖縄テクスファームが企画し、運営していました。内容は人が少なくなってしまった商業施設や広場に県内で頑張っているショップを一日限定で誘致して、街を作る。そこに沢山の人に来てもらうことで街も活性化するし県内の素敵なショップを紹介することもできる。気軽にもふらっと遊びに来てくれる人も沢山いました。
考えたのは一緒に働いているシマタケこと島袋武志です。この「空中タウン」というアイデアは本当に素晴らしいものだと僕は思っています。ちゃんと地域の活性化を考えているし、来てくれる人も楽しんで、参加してくれたショップも楽しんでくれる。結構イベントとしてパッケージされたものだと思っています。

そんな「空中タウン」ですが最近あまり開催していなかったのです。やったときも若干本気で取り組めないというか、、、それは何故かと言うと、僕らのテンションが下がったからです。テンションの下がった原因は単純に同じようなイベントが開催され始めたからです。それも気が付いたら同じようなイベントが開催されているわけです。コンセプトも似た感じで出展シュップもかなりダブってる、フライヤーの雰囲気もなんとなく似ているそんなイベントが開催されるようになったのです。
多分、そのイベントをやっている人は悪気は無いだろうし、素直に楽しいイベントをやろうと思っただけだとは思うのです。むしろ「空中タウン」のことも知っているだろうし、いいイベントだとも思ってくれていると思います。でも僕が思うのは、その似たような感じのイベントは「空中タウン」が無ければ始まっていなかった、と僕は思うのです。今の時代なのかは分かりませんが、生み出した人へのリスペクトというものが薄くなっている気がします。別にパクッやろうとか思っているのではなく、「空中タウンって結構いいな~、僕もやってみよう、これは街の活性化になる」と何気に思う感じなんだと思う。
僕がその人達の立場なら、「空中タウンをこの街でもやろう」と思う。それで沖縄テクスに相談する。何も言わずに別の似たようなイベントをしようとは思わない。まあ沖縄テクスファームの動きが悪いから、自分達でやらなきゃ動かないと思われるというのもあるだろうから、僕らの責任でもあるんですけどね、ただ、礼儀として一言相談とかあるのが僕の中では普通だなって思ってる。実はそれは空中タウンだけじゃなくて、意外に世の中って言うのはプライドが無いというか、プライドを持つことがダサいことのような、、、平坦なのが良いというか、、、世の中はとりあえず、上っ面を具体化しても何となく成り立つ世の中になってしまっている気がする。ただ僕はそんな世の中はいい世の中だとは思っていない。政治でもなんでもそうだけれど、上っ面しかみないからフワフワして、自分で持ち上げておきながらすぐ批判に転じるわけで、よく考えたら自分が何も見てないことを知ろうともしないし、何も考えていない自覚も無い。そんな風に思う。それが悪いとは思わないけれど、僕はそうなりたくない、それは沖縄テクスファームという会社としても同じだと僕は思う。

少し話が脱線したので強引に戻します。今沖縄テクスファームは「空中タウンを再構築」することにしたのです。一番に考えることは、始めにやろうと思った気持ちと、空中タウンの目的を再確認しようと思っています。ただなんとなく地域の為とか楽しい場所を提供とか、そんな誰でも考えれることでは無く、「空中タウン」というイベントの目的と理念を聞いたら涙がでるような気持ちのこもったイベントにしようと思っています。
空中タウンはただのイベントにしてはいけないと思っています。そうしないとイベントというのは継続もできないと思っています。


似ているイベントがあったとしても、目的と理念が明確に違うような唯一無二の「空中タウン」を作っていけたらと思っています。