今日はWILLCOM沖縄の制作物に取りかかっています。
ウィルコム沖縄の制作物は基本的に決定から完成まで
の時間があまりありません。限られた時間で可能な限
り頑張るのです。
基本的な仕事の流れは、僕の方でコピーをザックリ決
めて、ヒガリノを使うときは、また僕が撮影をして、
デザイナーにテンションを伝えて作ります。
ウィルコム沖縄と言えばヒガリノですが、最近では僕
の関わっていないヒガリノの写真や制作物もあります。
単純に前は僕とウィルコムの担当者レベルで考えて、
それを元に撮影して制作という流れでしたが、ヒガリ
ノも少しずつ成長したので関わる人も増えてきたんで
す。そうなってくると僕の意図としていない使われ方
や、納得できない制作物が世に出回るようになってき
たのです。自分たちが作ってきたヒガリノと他の人が
作るヒガリノ、何か違うのかなと考えたところ、一番
大きいのは思い入れだということに気がつきました。
僕はヒガリノを世間にこう見て欲しい、というビジョ
ンがあるし、もちろん可愛いと思って欲しい、あと、
とにかく頑張ってきたヒガリノを適当には扱えない。
という気持ちで仕事をしているわけです。でもそれは
0から作ってきた僕だから思う事であって、ある程度
知名度が出てきてからヒガリノと関わった人は、ヒガ
リノを使う、ということで仕事はある程度完結してい
るように思う。こうした方が可愛いんじゃないか?と
か、こうした方がヒガリノのキャラクターにマッチし
て、広報物としても良いものができるんじゃないか?
ということをあまり考えきれていないんじゃないかと
思います。
簡単に言えば無意識に「仕事」として扱われるという
ことでしょうね。
誰もが知っている有名なタレントさんやモデルさんが
「え!?」というような写真やCMが流れている意味が
全くわかりませんでしたが、最近少しわかるようにな
った気がします。